バルのある住家

Renovation Catalogサインのカタログをお送りします
02
リノベーション
バルのある住家
今回初めてのリノベーション&DIYにチャレンジしたお二人。まずはSignのパートナー会社、スギタホームズにて、リノベ向きの中古物件探しからスタートされました。
条件に合う物件が見つかったところで、いよいよご夫婦好みの家づくりが始まります。

「とにかく自分たちの好きなものを集めて作り上げた家です」と話すご主人。奥様はさらに、むしろ好きなものしかない!と付け加えます。
デザインに関してははっきりとしたポリシーをお持ちだったお二人。今回のキーワードをあえて絞るなら、“ビンテージ感”と“インダストリアル”でしょうか。例えばシューズボックススペースのハードなウッドシャンデリア、アイアン塗装のドア、そして、「鋳物を使いたかったから」とのご希望で、業務用コンロ・オーブンと特製のレンジフードを備えた、レストラン顔負けの男前なキッチン。
木や漆喰などのナチュラルな素材をベースに、お二人好みの少し荒っぽいものをミックスすることで、不思議と居心地のよい空間に仕上がっています。

お二人の価値観にそぐわない、ピカピカしていることに価値があるものや、時間が経つにつれ出てくる“味”を楽しめないものを極力排除しながら、ご夫婦の持つイメージを膨らませた上で、内装に落とし込むよう努めました。「あれこれ要件がある中で最終的に統一感を出せたのは、Signさんの力でしょう」と仰っていただけたことは、本当にリノベ屋冥利に尽きます。

一方、今回のリノベーションで最も苦労したのは、特製家具や造作物の色選びでした。中でもキッチンを囲うように作り付けたバーカウンターのような壁は、最後まで何色がベストか悩みぬき、最終的に深いグリーンに決まりました。この色はリビングダイニング全体の雰囲気を大きく左右するものでしたが、フロアの明るいパイン材の色と対照的な色にすることで、ぐっと落ち着いた、心地よさを感じるスペースになりました。
Planning Drawing 「secondfloor」
DATA
物件名 京都市I様邸
家族構成 ご夫婦
構造 木造
築年月 約19年
リノベーション完了 2017年5月
専有面積 82.05㎡
POINT.01
今回のリノベーション最大のポイントは、お二人のこだわりとセンスがたっぷり詰まったキッチン。
イタリアンバルを思わせる特製の囲い壁の中には、業務用シンクと火力十分の三口コンロ・オーブンを設置。真っ白なタイル貼りのシンクの壁には、使い勝手の良い飾り棚とむき出しの排気ダクト、そして鉄管配管の手元灯を。インダストリアルな雰囲気に満ちた、男前感たっぷりのキッチンです。
タイル床を挟んで反対側には、木材中心で作った特製の作業台、兼収納棚。ASKOの食洗機は木の扉をチョイスして、テイストを合わせました。
POINT.02
ハードなアイテムを取り入れながらもどこか優しい雰囲気の漂う心地よい家づくりができたのは、お二人のDIYのおかげでもあります。
壁の漆喰塗りは玄関から始まり、リビングルームや階段など、かなりの面積を担われました。ほどよい荒さで凹凸を出しながら全体を仕上げるのは意外と難しいものですが、本当にきれいに仕上げられています。
一日仕事だったキッチンの囲い壁のペイント、Signによる解体と組み立ての後に塗り直した3組のドア、階段の踏み板を一枚一枚塗り上げたのも、お二人によるDIYです。
POINT.03
1階の玄関スペースには、靴好きのご主人の希望を叶えるため、大容量の特製シューズボックスを設置。コンクリート仕上げの三和土と、構造用合板の色味がよくマッチしています。
ご夫妻が調達された、真っ黒なアイアンが印象的なウッドシャンデリアもポイントとなって、まるで外国のようなエントランスが完成しました。
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